中溪宏一↔竹本吉輝

Vol.01

竹本吉輝から
中渓宏一氏へ

突然にはじめた往復書簡(的なモノ)。その説明書きに、「協働する」だけでなく、「71年生まれの」と付記しているのは、一緒にできたら愉しいかも、と思(ってしま)った人、先々週からはじめた林厚見くん、そして、本日の名宛人である […]

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Vol.02

中渓宏一氏から
竹本吉輝へ

たけちゃん 郡上八幡の宿、小川屋の一室でこの手紙をしたためて居ります。 BGMは徳島県は神山の歌姫、宮城愛の先日の感動の結婚式で入手した結婚記念アルバムの中の「G線上のアリア」。 優しくて切ないウクレレのサウンドが胸に響 […]

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Vol.03

竹本吉輝から
中渓宏一氏へ2

宏一くん、先日の新潟への旅路は愉しかった。 燕三条まで4時間ほどのドライブ。そこでの対話。まずは同車中でのEVhonda株式会社の本田昇さん、彼の占い(?)にはびっくりしたよ。あたってることもあればあたってることもある、 […]

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Vol.04

中渓宏一氏から
竹本吉輝へ2

拝啓、たけちゃん 今日は最近あった「本気ですごい!」出来事について書いてみるよ。いやこれ、本気ですごいんだから。 ぼくは「地球上の何処でも生きて行ける人間になりたい」って思ってる。なんというか、人生の途上、或る日、地理、 […]

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Vol.05

竹本吉輝から
中渓宏一氏へ3

宏一くん いま頃、きっと阿蘇山中で(ケンゴさんらと)嬉々として遊んでることでしょう。 さりとて、僕が泊まりにいった頃(夏)と異なり、北外輪山(の内側)の中腹は、既に涼しい、ではなく、相当に寒いのだろうね。きっと。(それで […]

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Vol.06

中渓宏一氏から
竹本吉輝へ3

たけちゃん 阿蘇の森を離れて、はや二週間。大阪の友人宅でこの手紙をしたためて居ります。 何だろうね。あの、阿蘇の圧倒的な土地の力は。「母なる大地」って言葉がピッタリな感じ。 今、窓の外からは踏切の音、飛行機の音、車の音の […]

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Vol.07

竹本吉輝から
中渓宏一氏へ4

宏一くん おはよう。今朝は小樽かな。いずれ北海道の朝は寒いだろうね。広くて大きな(まさに「広大」な)北海道、宏一くんのこと、小樽に留まることなく、きっとその広大な大地を放浪してるんだと思います。 先日は、島(海士)にきて […]

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Vol.08

中渓宏一氏から
竹本吉輝へ4

たけちゃん もう師走ですな。ここ、小樽はすっかり雪景色。はい、たけちゃんの予想通り、最近は北の大地をあちこちと旅させてもらっていました。室蘭、洞爺湖、三笠、旭川、札幌。着地点探しの途上。その辺の話はまた詳しくするとして。 […]

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Vol.09

竹本吉輝から
中渓宏一氏へ5

宏一くん おはよう。小樽か三笠か、いずれ北海道は冬本番、寒い、どころじゃないんだろうね。 先日の鎌倉ナイト、ナベケンこと、元気ジャパン代表の渡邉賢一くんを交えた71年生まれトリオ対談(猥談)は最高に面白かった。ナベケンは […]

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Vol.10

中渓宏一氏から
竹本吉輝へ5

たけちゃん 1月も、あっという間に折り返しだね。旧年中は大変、お世話になりました。今年も益々、宜しくお願い致します。 昨年は付き合い始めたカップルの如くに、月一ペースで全国津々浦々で逢っていたから、なんだかもう、とんと逢 […]

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プロフィール紹介

中渓宏一 Koichi Nakatani

1971年ワシントン州シアトル生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、三菱商事に6年間勤務。日本初のe-learningベンチャーに数ヶ月転職した後に世界放浪の旅へ。世界各地の祭りを追いかける旅は、環境活動家「アースウォーカー」との運命の出逢いをきっかけにアフリカの大地を歩き、木を植える旅に。帰国後は日本列島を徒歩で二回縦断、主に小学校での植樹活動を行った。2011年に家族でチリのパタゴニアに移住、オフグリッドな森暮らしの楽しさを伝える「森かえる」プロジェクトを国内外で展開中。著書「地球を歩く、木を植える」(エイ出版)

竹本吉輝 Yoshiteru Takemoto

1971年神奈川県生まれ。横浜国立大学国際経済法学研究科修了。外資系会計事務所、環境コンサルティング会社の設立経営などを経て、2009年、株式会社トビムシ設立。10年、ワリバシカンパニー株式会社の設立に参画。13年、株式会社東京・森と市庭を設立、代表取締役就任。専門は環境法。国内環境政策立案に多数関与。同時に、財務会計・金融の知見を加味した環境ビジネスの実際的、多面的展開にも実績多数。立法(マクロ政策)と起業(ミクロ市場)で双方の現場を知る。